川崎市中原区 東京都 BMW X6 12か月点検 草間自動車
BMW X6の12か月点検で今回は油脂類の交換がメインの作業になります。
四駆ということで交換する箇所も多く金額的にも掛かってしまいますが走行距離が8万キロを超えてきているため今後のことも考え今回整備していくことになりました。
BMWの場合、デフオイルなどを交換するのに抜くところがなく注入するプラグしかないことが多く抜き取りに少々手間がかかりますが手動ポンプにいい塩梅のホースなどをつなげて抜き取っていかなければなりません。
先ずはトランスファーオイルの交換から行っていくのですが、とにかく狭く注入プラグを外すのも一苦労です。
この狭い隙間から手動ポンプにてオイルを抜き、新しいオイルを注入していくことになります。
オイルの規定量も少なく汚れやすい箇所になるので、できればもう少し早いスパンで交換するといいのではと思います。
トランスファーオイルは少なく今回は結構汚れていました。
大体700mlぐらいでしょうか?
手動ポンプでもある程度しっかり抜くことができます。
これだけ汚れていると早めの交換がいいということがわかると思います。
リヤデフオイルも注入のプラグしか付いていないため手動ポンプにて抜き取っていきます。
挿入するホースの角度など考えながら抜き取ることで規定量に近いオイルを抜き取ることができます。
リヤのデフオイルについては見て目では汚れがそれほどではない場合が多いです。
フロントデフオイルの交換は排出プラグがついているのでしっかりと抜き取ることができます。
今までの作業で思うのは四駆の場合、フロントデフのオイルのほうが汚れやすいのか色も匂いもキツイ場合が多いのかと思います。
そういってことを踏まえるとやはり走行距離に合わせてこういったメンテナンスは必要になってくるのかと思います。
一番コストがかかってしまうATFの交換。
BMWの場合はプラスチック製のオイルパンにストレーナーが付いているのでATFオイルの交換時にはこのオイルパンの交換が必須になってしまいますが安心できるメーカーのものをチョイスすることにより少しコストを抑えて提供できる状態になっています。
ここは頻繁には交換する油脂ではありませんが4~5万キロで交換していくとトラブル回避につながると思っています。
当店では全量交換のスタイルではないですが、そこには長く個人タクシーの整備に携わった経験をもとに、走行距離や使用状況に合わせて交換をおすすめしております。
この交換方法で30万キロオートマに関してノートラブルといった車両を作業してきました。
このATFの交換後の後に不具合が出る場合はすでに故障しているか、故障のタイミングが近い時期にオイル交換をしてしまう場合などが考えられます。
ATFのオイル交換で重要なのは規定温度にて量を調整するということです。
当社では以前輸入したハンドポンプにて診断機で温度を確認しながら注入していきます。
規定温度で適正な量を確認して作業は完了になります。
今回の車両は大型なSUVということでそれなりにオイルは汚れていました。
今回の作業は走行距離によって一度に行わなくても分散して行うことにより一度にかかるコストは抑えれことができます。
またオイル交換をすることでトラブルを回避できる部分でもあるので交換することをお勧めします。
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