川崎市中原区 川崎市 エスケープ 異音修理 草間自動車

フォード エスケープの異音修理と水温関連の修理依頼になります。
フォードといっても中身はマツダになりますので部品関連の入手はさほど困難ではありませんが年式の関係で入荷には少しお時間を頂きました。
先ずは異音修理。
試運転では右フロントのハブベアリングが怪しいと判断しましたが四駆でドライブシャフトが付いているため車上での異音確認は難しいです。
こういった場合はハブキャリアを外して最終確認をしていきます。
ハブキャリアを車両から取り外すと異音が確認でき最終判断でハブベアリングの交換となりました。
取り外したハブベアリングの内側、ベアリングのボールが当たるところには異音の原因となる傷がはっきりと確認できる状態でした。
このベアリングをプレスにて交換していきますが今回の車両は久しぶりに硬く抜くのに時間がかかりましたが、無事新品と交換し異音はなくなりましたので車両に戻していきます。
もう一つのご依頼事項の水温系が上がらない原因はサーモスタットで先ずは間違いないという判断でサーモスタットを交換していきますがついている場所がとても手が入る隙間もないのでエアコンコンプレッサーをずらしての作業になります。
付いている場所はエアコンコンプレッサーの上側のウォーターポンプの後ろになります。
こうすることで作業性がよくなり安全に部品交換ができます。
新旧のサーモスタット。
左の取り外してサーモスタットは明らかに開き気味になっておりこれで不具合は解消できるでしょう。
サーモスタットはとても重要な役割がありその不具合によってさまざまな影響があります。
今回のように開いた状態ですと水温系の上りが悪かったりヒーターの効きにも影響がでてしまいます。
今回の修理依頼のハブベアリング、サーモスタットなど取り外した部品を組み付けクーラントのエア抜きをしていく段階で水温系は上がるようになりましたが電動ファンが回りっぱなしの状態が確認できました。
これはマツダ車で多く故障する部品のファンコントローラーの不具合になります。
このコントローラーが故障するとファンが回りっぱなしになりこちらも冬場のヒーターの効きに影響が出ますしファンモーターにも負荷がかかり続けることになります。
こちらのコントローラーは電動ファンカバーに取り付けてあります。
最終、ファンコントローラーを交換して水温での電動ファンの正常作動、エアコンONでの電動ファンの作動を確認して今回のご依頼事項の整備は完了となります。
今回は中古車として購入して気づいた不具合ということで少々費用がかかってしまいましたが、これで安心してお乗り頂ければとおもいます。
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